ブルーレイ&DVD発売記念
鉄道系人気Youtuberスーツ × おれんじ鉄道運転士トークイベント 開催レポート

累計130万人を動員した『RAILWAYS』シリーズの第3弾、映画『かぞくいろ -RAILWAYS わたしたちの出発-』のブルーレイ&DVDが2019年7月3日(水)にリリース。これを記念し、6月27日(木)に実施された、鉄道系人気YouTuberスーツさんと、おれんじ鉄道の現役女性運転士三田村彩花さんによるトークイベントの模様のレポートです。

地方のローカル鉄道を舞台に、【日本の原風景】の中で【人生を見つめなおす】ことを提案する人気シリーズ。第3弾は、熊本~鹿児島を走る肥薩おれんじ鉄道が舞台ということで、イベントも熊本での開催となりました。

鉄道ファンから熱い支持をうけ、チャンネル登録者数25万人を誇る鉄道系人気YouTuberスーツさんと、映画撮影にも参加したおれんじ鉄道の現役女性運転士・三田村彩花さんの実体験も伺えるトークということで、会場には開始2時間以上前からお客様が集まり、立ち見となる大盛況。東京や福岡からもかけつけたというお客様もいて、熱気あふれるイベントとなりました。

【日時】  2019年6月27日(木) 18:30スタート (18時受付開始)
【会場】  蔦屋書店熊本三年坂 B1Fイベントスペース
【出演者】 スーツ(鉄道系Youtuber)、三田村彩加(おれんじ鉄道運転士)

~盛大な拍手の中、スーツさんと三田村さんが揃って登場~ (以下、敬称略)

スーツ(以下ス)「こんなにいっぱいおいでいただけるとは、びっくりしています。今日は来ていただいてありがとうございます。ユーチューバーのスーツです。おれんじ鉄道さんに、帽子をお借りしてきました!」

(三田村 以下三)「運転士の三田村です。今日はよろしくお願いします。」

揃いの制帽をかぶり登場したスーツさんと三田村さん。
トークは、脇あいあいとした雰囲気ではじまりました。

●「かぞくいろ-RAILWAYS わたしたちの出発-」は、ひとことで言うと鉄道を中心に人々の心をつなぐ作品

司会者「まずは、映画をご覧いただいた感想をお願いします。」

ス「ひとことで言うと鉄道を中心に人々の心をつなぐ作品です。ローカル線が人と人をつなぐ様子が良く描かれていました。実際自分もローカル線にたくさん乗る中で、地元の子供たちが運転士さんに手を振る様子などよく見かけるのですが、そういった人とのつながりがローカル線の魅力だと思っています。」

●女性運転士の仕事を見たいという助監督さんから、2日間の密着取材!
研修センターシーンも懐かしく、リアル。

司「三田村さんは実際に撮影にも参加されたそうですね?」

三「助監督さんから依頼があり、(撮影前に)女性運転士の仕事を見るためと、2日間密着取材されました!当時は、私が唯一の女性運転士でした。いまは、後輩もできて、2人になりました!」

ス「研修時代のお話も伺いたいです。実際自分も岩倉高校に通っているとき、運転理論が難しかったのですが勉強はどうでしたか?」。

三「私も運転理論が苦手でした。覚える量が半端ないです。」

ス「免許取るまでにどれくらい時間かかるのですか?」

三「免許をとるために学科と実習だいたい6~7カ月、そこからおれんじ鉄道路線の勉強で運転士になるまでトータル1年ほどかかりました。」

ス「研修センターどんな感じですか?」

三「映画のまんまです!懐かしかったです。「かぞくいろ」での、有村(架純)さんの訓練シーンも、とてもリアルでした。」

ス「ストーリ―以外にも、個人的に研修の裏側は興味深かったです。それだけでも見る価値があると思いました。」

●動物との衝突は、日常茶飯事! 運転士にしか見られない風景がある。

ス「運転士さんにしか見られない景色などありますか?」

三「あります!穴場は、西方駅~薩摩大川駅だけで見られる、綺麗な透き通った海が素晴らしい景色。夕日も外国のように綺麗です。」

ス「僕も昨日みてきました。特に映画の舞台になっているところの景色は素晴らしかった。また天気の良いときに訪れたいです」

ス「映画で、鹿と電車が衝突するシーンが、実際よくあるのですが?自分も北海道で夜列車に乗っているとよく緊急停車する場面に遭遇します。」

三「しょっちゅうあります」

ス「そういったときの対応はどうしてますか?」

三「映画と同様に、(衝突した)現場に行ってどかします。」
ス「ひとりで、ですか?」

三「はい。(一人乗務なので)衝突した際は、火事場の馬鹿力を出してどかします!
最近は、猪がでました。重くて大変でした。キジ、うさぎ、いたち、きつねも出ます。」

ス「ツルも出ますか?」

三「私はまだ見たことないですが、出水はツルの町なのででるようです。
出水駅は映画のポスターにもなっています。よかったら見に来てください」

ス「初めて、動物を轢いたときは(どうでしたか)?」

三「生まれて初めて聞かれました(笑)
驚きしかなかったです。ひき方にもよります・・ごはん時なので詳しくはいえないですが(笑)。制服を着ているときの使命感で、必死に対応します。ひとり乗務なので大変です。」

●スーツさんも、一時停止! 映画の注目シーンとは・・?

ス「マニアックですが、映画の中で、駿也くんのお父さんがかつて使っていた子供部屋があるのですが、2段ベッド下段をブルートレインに見立てているんです。つい、そこばっかり巻き戻して一時停止して見ちゃいました。
映画の中の、(駿也くんが)筆箱につけた(お父さんからもらった)大切なキーホルダーを引っ張り合うシーンのキーホルダーも、とても貴重なもので、たぶん30年くらい前に国鉄が記念に発行したものだと思います。
前置きが長くなりましたが、劇中の小道具は、現場の方の私物もあるのですか?」

三「鉄道社員の私物も多いです。有村架純さんが使用していた教科書も、実際に私がいっぱい書き込んだ思い出の教科書です。」

ス「映画にも、勉強シーンがありましたね。実際勉強はどれくらいしましたか?」

三「寝る間もないくらい。短期間で詰め込むので、栄養ドリンクは必須でした!」

ス「これから運転士を目指す方へ、実際に運転士になってみてどういう仕事ですか?
ここが面白い、大変なことなどあれば教えてください」
三「いかに良い運転をするか、乗り心地の良い運転を目指すか、何年たっても勉強なので、そこがおもしろいところです。」

ス「映画にも登場しますが、特に食堂車の運転は大変ですか?」
三「普段の何倍も気を使います。客室乗務員も食事を運んでいるので、できるだけ衝動がないよう、特に心がけています。運転技術が必要です。」

●運転士の日常がリアル。鉄道の魅力から家族愛まで、多くの人に見て欲しい。

司 「個人的にどんな方にこの映画をみてほしいですか?」

ス 「もちろん、鉄道好きに!実は、普段映画は全然観なく、久しぶりにみた映画でした。本当におもしろくて全部見ちゃいました。鉄道を通して家族のまとまりができていく様子、鉄道の魅力がわかる映画です」

三「運転士としての日常がとてもリアルでした。鉄道好きはもちろん、家族愛が描かれているので学ぶことが多かったです。鉄道好き以外の方にもぜひ見ていただきたいです。」
そして、おれんじ鉄道の魅力がもっと伝わると嬉しいです。ロケ地巡りツアーも開催されます。映画の世界観にも入れるので、ぜひ会いに来てください!」

 

ブルーレイ・DVD情報

「かぞくいろ -RAILWAYS わたしたちの出発-」
好評発売&レンタル中!

特別版(完全数量限定生産) Blu-ray:6,700円+税

特別版(完全数量限定生産) DVD:5,800円+税

発売・販売元:松竹  ©2018「かぞくいろ」製作委員会