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あらすじ・解説

脚本家・坂元裕二が手掛ける、
大人の人間ドラマ。

都内のカラオケボックスで偶然出会い、
弦楽四重奏団を結成した30代の
男女4人の複雑な人間模様を描く。

全く性格の違う真紀(松たか子)、
すずめ(満島ひかり)、司(松田龍平)、
諭高(高橋一生)の4人は、
司の祖父が所有する軽井沢の
別荘を拠点に週末、音楽活動を行う。

キャスト・スタッフ

<CAST>

松たか子
満島ひかり
高橋一生
松田龍平
吉岡里帆
富澤たけし
八木亜希子
Mummy−D
藤原季節
もたいまさこ
イッセー尾形
菊池亜希子


各話紹介

第1話 

カラオケボックスで出会い、弦楽四重奏団を結成した30代の男女4人の複雑な人間模様を、冬の軽井沢を舞台に描く。カルテットを結成した真紀(松たか子)ら4人は、仕事や家庭があるため週末をメインに軽井沢を拠点に活動していた。ある日、司(松田龍平)が演奏枠が空いているライブレストランを発見する。


第2話

司(松田龍平)は、結衣(菊池亜希子)から結婚式での演奏を頼まれる。結衣が本当に好きなのは司なのではと真紀(松たか子)らは指摘するが、司は聞く耳を持たない。ある日、司は真紀に募らせていた思いを告白。一方、司の気持ちを知ったすずめ(満島ひかり)は、鏡子(もたいまさこ)に報告するべきか迷う。


第3話

すずめ(満島ひかり)は、訪ねてきた少年・純(前田旺志郎)から、すずめの父・欧太郎(高橋源一郎)が危篤と聞かされる。すずめは純の話を受け流してライブに臨むが、演奏に集中できずにいた。そんな中、カルテットドーナツホールのサイトに欧太郎とのある過去を暴く動画が送り付けられ、すずめは別荘から姿を消す。


第4話

別府(松田龍平)は毎回ごみ捨てをすることに納得がいかず、すずめ(満島ひかり)に「朝起きてごみ出ししてください」と注文を付ける。そんな中、ある女性を捜す半田(Mummy-D)らが現れ、家森(高橋一生)のビオラを持ち去ってしまう。家森は警察を呼ぼうとする真紀(松たか子)らを制し、女性の素性を告白する。


第5話

別府(松田龍平)の弟・圭の紹介で、真紀(松たか子)らは音楽フェスティバルに参加することに。だが、不可思議な設定や衣装を与えられ、練習時間がないことに戸惑う。当日もリハーサルはできず、しかも音源を流して演奏するふりをするよう指示される。怒った家森(高橋一生)は出演をキャンセルしようとする。


第6話

すずめ(満島ひかり)は、偶然出会ったカルテットのフライヤーを持つ男性・幹生(宮藤官九郎)が真紀(松たか子)の夫だと確信し、連れて帰る。しかし、幹生からあることを打ち明けられ動揺する。そのころ、幹生が真紀に殺されたと疑う鏡子(もたいまさこ)と会っていた真紀は、幹生との生活の実態を語り始める。


第7話

真紀(松たか子)は、鏡子(もたいまさこ)に幹生(宮藤官九郎)との結婚生活について語る。家族になりたいと思っていた自分と恋人のようにいたい幹生の間に溝ができていたという。一方、別府(松田龍平)が会社の書庫に閉じ込められ、家森(高橋一生)は金になるアルバイトのため、ある猿を捜し回る。


第8話

別府(松田龍平)は圭(森岡龍)から別荘の売却を迫られる。さらに圭は、真紀(松たか子)らカルテットのメンバーの人間性を否定する。別府は激怒するが、それを見ていたすずめ(満島ひかり)は自立を決意。同時に、すずめは真紀と別府がうまくいくよう画策をする。しかし、その中で自分の気持ちに気付いてしまう。


第9話

鏡子(もたいまさこ)は富山県警の刑事・大菅(大倉孝二)に真紀(松たか子)に関するある秘密を告げ、幹生(宮藤官九郎)に伝える。一方、軽井沢では別府(松田龍平)が家族から別荘の売却を迫られていることを真紀らに知られてしまう。別府は、全員でカルテットを続けられるよう別荘の維持に向けて動きだす。


第10話

別荘を出ていった真紀(松たか子)は、住民票などの不正所得で訴えられるが、執行猶予処分となる。一方、すずめ(満島ひかり)、家森(高橋一生)、別府(松田龍平)も真紀の知人として好奇の目でさらされるが、気にせず生活を続けていた。しかし、なかなか帰ってこない真紀にいら立ちを覚え、3人は捜しに行くことに。


ライターコメント

個性の違う四人が音楽を通じて共同生活をし、その中でのできごとを淡々と綴っていくようなドラマです。なんてことないドラマに思えますが、これが飽きることなくずっと見ていられるから不思議です。それぞれ苦悩や過去にトラウマを持っていたり、何かしら秘密を抱えています。一見怪しい四人なのではと思えますが、実はそうではなかったり、物語が進んでいき問題が解決していくごとに絆が深まっていく様子は見ていてスッキリするしなんだか気持ちがほっこりしてきます。どんな人間にも悩みや言えない過去があったり、私たち自身にも当てはまることばかりで身近に感じられる内容なのでより引き込まれるドラマなのだと思います。何度でも見たくなるドラマです。
30代女性

 会話のテンポがよくて登場人物の謎も多くて(特に松たか子さん演じる真紀さん)毎回楽しみに見ていました。4人の演奏場面も好きでしたし、片思いのような微妙な恋愛要素も、真紀さんのまさかな過去も面白かったですけど、このドラマで一番記憶に残っているのは吉岡里帆さん扮するありすちゃんです。裏の顔がわかったとき、本当に怖かった。そんな子だなんて全く予想してなくて、サンドウィッチマンの富澤さんを誘惑してみるとか、もう小悪魔じゃなくて悪魔だなって思いながら見てました。しかも最後はいいパートナー(裕福そうな外人さん)をちゃっかり見つけて、「人生楽勝だったー」みたいなことを言いながらの高笑い、もうすがすがしいくらいでした。
40代女性

カルテットは単に音楽好きが集まるシェアハウスの話だけでもとても面白いのに、ミステリー仕立てで真実が明らかになっていく構成に目が離せません。5話に出てくる浅野和之さん演じる音楽プロデューサーが、さらっとキツイことをいうシーンがとても印象に残っています。「志のある三流は四流。」音楽に未練があり、売れないのに諦めがつかずカルテットドーナツホールを結成した4人です。この手の話は若者が持つ葛藤だと思います。しかし、すずめ以外は中年ってところが切ないです。あとは、松たか子さん演じる巻の夫が巻のことを「愛しているけど好きじゃない。」と話しているシーンは、矛盾していながら理解できます。軽快なジャズをバックに、オシャレな別荘で繰り広げられる会話劇がとても面白いカルテットです。
40代女性

心にじんわりくる良いドラマでした。登場人物がそれぞれ善人と悪人に分かれていないのが、リアルで好きでした。人間は、長く生きていると、一点の曇りもない人生を歩んでいる人っていないのではないでしょうか?若気の至りとか、考えが浅はかだった時もあると思うし、家庭環境とか、仕方のない状況に置かれることもあると思うし。そして、それぞれに心に悲しみや闇のようなものを抱えている者達が、音楽でつながって、共同生活をする。今までの自分を知らない人達の世界で生きる事で、心を癒されていく。その過程が、じんわりと心に染みました。最初は、何がなんだかわからなくて、サスペンスっぽかったですが、その謎解きのようなストーリー展開も面白かったです。奏でられる音楽が、このドラマに更に彩りを与えていました。特に松たか子さんの演技が良かったです。さりげなくて、でも、繊細な心の動きを見事表現していて、大好きな女優さんです。何年経っても、心に残るドラマになりました。
50代女性



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2021年4月時点のものです。

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